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作品紹介など思い出とともに。ときどき思いついたように更新。画質が悪いです。すみません。
※ サイトリニューアルでこのスタイルにしたため、古い作品であっても文章はすべて2024年以降のものです。
【latest update】2024.12.18

改めて布作品について
いま取り組んでいるのは布を使った作品だ。
はじめは知り合いの人たちに、もう使わない布類をいただいて実験をするところからスタートした(ご協力いただいた皆様ありがとうございました!)。
「布を使った作品をつくる」という漠然としたところからはじめたので、最初はうまくいかず、ちょっといじっては放置、ちょっといじっては放置を繰り返しているうちに、1年近く経ってしまった。
「ようやくかたちになるかも」と思えたのが、今年2024年6月。扱いやすい布を絞り込んで、生地屋さんで購入してからのことだった。
そこからさらに実験し、メインで使う布を決め、やっと第一弾の作品ができたのが8月。その後、何度かバージョンアップさせていき、ひとつの完成形が見えたのは10月に入ってだった。
しばらく制作から離れていたので、以前に比べると集中力や馬力が足りない。でも、以前よりも作品と自分との距離がきちんと取れているように思う。
そして、見たことのないものを創りたいという気持ちは、今も衰えていない。
2024.12.1
はじめは知り合いの人たちに、もう使わない布類をいただいて実験をするところからスタートした(ご協力いただいた皆様ありがとうございました!)。
「布を使った作品をつくる」という漠然としたところからはじめたので、最初はうまくいかず、ちょっといじっては放置、ちょっといじっては放置を繰り返しているうちに、1年近く経ってしまった。
「ようやくかたちになるかも」と思えたのが、今年2024年6月。扱いやすい布を絞り込んで、生地屋さんで購入してからのことだった。
そこからさらに実験し、メインで使う布を決め、やっと第一弾の作品ができたのが8月。その後、何度かバージョンアップさせていき、ひとつの完成形が見えたのは10月に入ってだった。
しばらく制作から離れていたので、以前に比べると集中力や馬力が足りない。でも、以前よりも作品と自分との距離がきちんと取れているように思う。
そして、見たことのないものを創りたいという気持ちは、今も衰えていない。
2024.12.1

スランプからの脱出
ここしばらくは、制作スペースを快適なものにするために、油彩の古いキャンバスの整理をしている。
今日は130号を2枚、120号を2枚、他にも50号、30号など、一気にキャンバスを木枠から剥がす。そこそこの肉体労働であるだけでなく、しばらくやっていると釘抜きやペンチを持つ手が痛くなってくる。
利き手に数か所メスが入っていて、7年ほど不自由な生活をしていた。今はまったく問題はないのだけれど、以前よりも握力が弱いため、力仕事をする際には力のかけ方に少しコツがいる。ときどき休憩をしたり手首を冷やしたりしながら、ひたすら剥がす。この作業は無心になれるから結構好きだ。
***
昔、ギャラリーのオーナーに「絵は勝手に処分しないように」と言われたことがある。
「自分でこの絵はイマイチだと思っても、いい絵が含まれていることがあるから」という理由だったのだけれど、この数年で結構な量の絵を処分してしまった。
自分の絵だし、自分のその時点での判断なので、仮に後悔するようなことがあっても、それはそれで正解なのだと思う。
今回、剥がしている絵も、もちろん処分対象だ。当然、木枠自体は残すので制作スペースが広がるわけではないのだけれど、古い絵を剥がすことで部屋の中の空気の重さが変わってくる。
今日で随分と空気が軽くなった。けれど、もう少しスペースを整えたいと思う。もう少し、というか、年内には快適なスペースを完成させるつもりだ。
今日は130号を2枚、120号を2枚、他にも50号、30号など、一気にキャンバスを木枠から剥がす。そこそこの肉体労働であるだけでなく、しばらくやっていると釘抜きやペンチを持つ手が痛くなってくる。
利き手に数か所メスが入っていて、7年ほど不自由な生活をしていた。今はまったく問題はないのだけれど、以前よりも握力が弱いため、力仕事をする際には力のかけ方に少しコツがいる。ときどき休憩をしたり手首を冷やしたりしながら、ひたすら剥がす。この作業は無心になれるから結構好きだ。
***
昔、ギャラリーのオーナーに「絵は勝手に処分しないように」と言われたことがある。
「自分でこの絵はイマイチだと思っても、いい絵が含まれていることがあるから」という理由だったのだけれど、この数年で結構な量の絵を処分してしまった。
自分の絵だし、自分のその時点での判断なので、仮に後悔するようなことがあっても、それはそれで正解なのだと思う。
今回、剥がしている絵も、もちろん処分対象だ。当然、木枠自体は残すので制作スペースが広がるわけではないのだけれど、古い絵を剥がすことで部屋の中の空気の重さが変わってくる。
今日で随分と空気が軽くなった。けれど、もう少しスペースを整えたいと思う。もう少し、というか、年内には快適なスペースを完成させるつもりだ。

絵に救われた話
絵が描けなくなって数年。単なるスランプではなく外的要因による精神的ダメージで、描こうとすると涙が出たり、もどしたりという時期が続いた。
「もう大丈夫」と思ってキャンバスに何度も向かったけれど、なにが大丈夫だったのか全くわからないほどに毎回崩れ落ちた。そして、「もう絵はやめよう」と、木枠も道具もすべて処分しようとしたこともある。
*
2023年の年末、それ以前に使わせていただいていたアトリエに、置きっぱなしになっていた荷物を引き上げにいった。そのとき出てきたのがこの絵である。
この絵はとてもあたたかくて、やさしくて、わたしをすべて受けとめてくれた。「生きていることの幸せ(ちょっと大袈裟だけれど)」や「絵を描くことの喜び」、そして「自分が自分であっていいのだ」ということを思い出させてくれた。そして、「あぁ、こんな絵を描いていたんだ」と涙があふれてきた。
これまで美術館などで絵を見て鳥肌が立ったり感動したりすることはあったけれど、こんな感覚は今までに経験したことがなかった。「絵に救われる」という瞬間。それも「自分の絵」によって「自分が救われる」という奇跡的な瞬間。
この絵は大切に自分の部屋に飾ってある。
そして今でもわたしをやさしく見守ってくれている。
きっといつかまた近い将来、キャンバスに向かえる日がくるだろう。
***
絵は自分で描いているようであって自分で描いていないようなものだから(謎の表現(笑))、「自分の絵」という表現はおこがましいな。
—
2020年
162×162cm
油彩・キャンバス
「もう大丈夫」と思ってキャンバスに何度も向かったけれど、なにが大丈夫だったのか全くわからないほどに毎回崩れ落ちた。そして、「もう絵はやめよう」と、木枠も道具もすべて処分しようとしたこともある。
*
2023年の年末、それ以前に使わせていただいていたアトリエに、置きっぱなしになっていた荷物を引き上げにいった。そのとき出てきたのがこの絵である。
この絵はとてもあたたかくて、やさしくて、わたしをすべて受けとめてくれた。「生きていることの幸せ(ちょっと大袈裟だけれど)」や「絵を描くことの喜び」、そして「自分が自分であっていいのだ」ということを思い出させてくれた。そして、「あぁ、こんな絵を描いていたんだ」と涙があふれてきた。
これまで美術館などで絵を見て鳥肌が立ったり感動したりすることはあったけれど、こんな感覚は今までに経験したことがなかった。「絵に救われる」という瞬間。それも「自分の絵」によって「自分が救われる」という奇跡的な瞬間。
この絵は大切に自分の部屋に飾ってある。
そして今でもわたしをやさしく見守ってくれている。
きっといつかまた近い将来、キャンバスに向かえる日がくるだろう。
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絵は自分で描いているようであって自分で描いていないようなものだから(謎の表現(笑))、「自分の絵」という表現はおこがましいな。
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2020年
162×162cm
油彩・キャンバス

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2021年
油彩・キャンバス
2021年
油彩・キャンバス

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2021年
2021年

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2021年
2021年

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2021年
油彩・キャンバス
2021年
油彩・キャンバス

小品をいくつか
「小さい絵が描けても、大きな絵を描けない人は多い。でも、大きな絵が描ける人はどんなサイズの絵でも描ける」というようなことを言われたことがある。
たしかに前者はそのとおりだと思う。小さな絵が描けても大きな絵を描けるわけではない。でも、後者はどうなんだろうと、いつも疑問だった。
わたしには「自分は小さな絵が苦手が」という思い込みがあって、その苦手意識が「描けない」という思い込みにつながり、自分の首をしめていることはわかっていた。
いま思うと、本質的には「苦手」とかそういう問題ではなく、単に「小さい絵を描くのが好きかどうか」という、それだけの問題なのだと思う。
ここからは数枚、小さな絵をアップ。
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2021年
33.3cm×33.3cm
油彩・キャンバス
たしかに前者はそのとおりだと思う。小さな絵が描けても大きな絵を描けるわけではない。でも、後者はどうなんだろうと、いつも疑問だった。
わたしには「自分は小さな絵が苦手が」という思い込みがあって、その苦手意識が「描けない」という思い込みにつながり、自分の首をしめていることはわかっていた。
いま思うと、本質的には「苦手」とかそういう問題ではなく、単に「小さい絵を描くのが好きかどうか」という、それだけの問題なのだと思う。
ここからは数枚、小さな絵をアップ。
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2021年
33.3cm×33.3cm
油彩・キャンバス

「物質感」を思う
現時点で制作年が不明。
ただ、この絵は絵具のボリュームについて考えていたときの絵なので、もう少し前の作品だ。2019年〜2021年のどこかだと思う。
正確な年数が判明したら、順番を入れ替えます。
で、絵の話。
この絵は絵具のボリューム、物質感について考えていて、少しレリーフチックといえばわかりやすいだろうか。
当時はちょっと現代的でないと思ったのだけれど、今見てみると、いやいやなんと上質な絵であることか!(笑)
こんな路線でまた描いてみるのも、リハビリになるかもしれない。知らんけど。
---
20??年
33.3cm×33.3cm
油彩・キャンバス
ただ、この絵は絵具のボリュームについて考えていたときの絵なので、もう少し前の作品だ。2019年〜2021年のどこかだと思う。
正確な年数が判明したら、順番を入れ替えます。
で、絵の話。
この絵は絵具のボリューム、物質感について考えていて、少しレリーフチックといえばわかりやすいだろうか。
当時はちょっと現代的でないと思ったのだけれど、今見てみると、いやいやなんと上質な絵であることか!(笑)
こんな路線でまた描いてみるのも、リハビリになるかもしれない。知らんけど。
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20??年
33.3cm×33.3cm
油彩・キャンバス

未完の作
これは描きかけのまま終わってしまった。でも、タブローとしてではなく、ドローイングとしてかなり面白いと思うので、自分のための記録としてアップ。
あずき色の色味にものすごくこだわっていたのだけれど、画面が光っていて細部まで見えないのがザンネン。
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2021年
194×292.3cm
油彩・キャンバス
あずき色の色味にものすごくこだわっていたのだけれど、画面が光っていて細部まで見えないのがザンネン。
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2021年
194×292.3cm
油彩・キャンバス

パノラマショット
4つの作品を並べてみた。パノラマ撮影なので、びよよよよ〜んとしている。
右の作品は制作途中。
左の3枚は、その後活動休止することになるとは思いもせず、ご機嫌で仕上げた最後の作品となった。いま思えば、この頃には心のなかの小さな亀裂が大きくなりつつあったのだと思う。
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2021年
左から
162×162cm 油彩・キャンバス
162×162cm 油彩・キャンバス
162×162cm 油彩・キャンバス
162×194cm 油彩・キャンバス
右の作品は制作途中。
左の3枚は、その後活動休止することになるとは思いもせず、ご機嫌で仕上げた最後の作品となった。いま思えば、この頃には心のなかの小さな亀裂が大きくなりつつあったのだと思う。
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2021年
左から
162×162cm 油彩・キャンバス
162×162cm 油彩・キャンバス
162×162cm 油彩・キャンバス
162×194cm 油彩・キャンバス

浮遊する(work in progress)
制作途中だった絵だけれど、ドローイングとして面白いのでアップ。
性格的にドローイングのほうが向いているし、ドローイング的に仕上げるほうが楽しい。
とはいえ、がっつり取り組んで仕上げた作品は作品で、学びも大きいし充実感もある。
だから、「こっちがいい」「あっちがいい」と言っている場合ではなく、どんな形であれとにかく描け、たくさん描け、そして描き続けろということだよな〜と、この文章を書きながら思った瞬間、描くこと自体ができなくなった自分を思って、涙しそうになる。
というのはウソ(笑)。わたしは確実に回復してきている。その日は近いはずだ。
***
先に画像を時代順にアップしながら(追加でもアップしているけれど)、テキストは後からちまちま書いているので、テキストの内容は前後しまくりです。
読んでくださったみなさま、どうぞ混乱なさいませんように。
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2021年
162×194cm
油彩・キャンバス
性格的にドローイングのほうが向いているし、ドローイング的に仕上げるほうが楽しい。
とはいえ、がっつり取り組んで仕上げた作品は作品で、学びも大きいし充実感もある。
だから、「こっちがいい」「あっちがいい」と言っている場合ではなく、どんな形であれとにかく描け、たくさん描け、そして描き続けろということだよな〜と、この文章を書きながら思った瞬間、描くこと自体ができなくなった自分を思って、涙しそうになる。
というのはウソ(笑)。わたしは確実に回復してきている。その日は近いはずだ。
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先に画像を時代順にアップしながら(追加でもアップしているけれど)、テキストは後からちまちま書いているので、テキストの内容は前後しまくりです。
読んでくださったみなさま、どうぞ混乱なさいませんように。
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2021年
162×194cm
油彩・キャンバス
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